公立図書館の採用試験

  • HOME > 公立図書館の採用試験

公立図書館の採用試験

公立図書館(都道府県立・市区立・町立・村立)で司書として働く場合は、各自治体の地方公務員として採用されます。

ただし、自治体によっては、司書の有資格者を配置することを制度的に定めていない場合があります。
司書職制度が確立されていない自治体の場合は、一般行政職員となるため、司書以外の仕事を任される可能性もあり、館長などへの役職者への昇任が無い可能性もあります。

司書職制度のある自治体

司書職制度のある自治体では、司書の有資格者を対象に公開公募で採用試験を行っています。
この方式は、比較的大きな自治体や図書館で、多く採用されています。
公務員試験として統一して実施する場合と、司書の採用試験日を独自に設定する場合があるので、募集されている職種欄をよく確認して、応募するようにしましょう。

■受験資格
大学卒業後、約5年の若年者が対象のことが多い。
新設図書館の場合は、数年の実務経験を有することが条件になることが多い。

■試験内容
一次試験は一般教養と専門試験、二次試験は面接や小論文などで選考を行うのが一般的。

司書職制度の無い自治体

市区町村立の図書館では、司書の職名で採用試験を行っているところは少ないのが現状です。
一般行政職員と区別されていないので、図書館で専門的に働くことは困難になっています。

■受験資格・試験内容
受験資格・試験内容は、各自治体の公務員と基本的に同じです。
司書を特定して採用試験を行う場合でも、一般行政職の試験問題が出題されるケースもあります。

図書館司書の通信講座

リクルート社が運営している「ケイコとマナブ.net 通信講座」では、図書館司書の通信講座が紹介されています。
近畿大学 通信教育部の1年で司書を目指す「図書館司書コース」、最短半年で取得できるeラーニングシステムを活用したスクーリングを用意したコースなどがあります。

通信講座で資格取得を目指している方にオススメ!
資料請求は無料です!

図書館司書の通信講座・通信教育・資格・検定ケイコとマナブ