国会図書館の求人は高倍率
図書館司書の資格に注目している方の勤務先希望として、国会図書館を挙げる方は大変多いでしょう。
何しろ国会図書館は国立ですから、日本国のお墨付きの図書館です。
ですから、日本中の出版物が国会図書館には集まります。
そして、図書館内で働いていると、「国会図書館は各図書館のトップ」という感覚になります。
ですから、図書館司書の資格を取得する方が国会図書館に憧れを持つのは、当然のことのように思います。
ただ、国会図書館に就職できる方は、図書館司書の資格を取得しても、ほんの僅かの方だけだと考えてよいでしょう。
何しろ、求人倍率が国会図書館の場合、100倍を超える超難関です。
そして、国会図書館に勤務する方々は大卒でなければなりません。
高卒で図書館司書補の資格を取得しても、国会図書館の採用試験さえ受けられないのです。
ですから、国会図書館への就職は大変難しく、それなりに覚悟を持って臨まなければならないと考えてよいでしょう。
ただ、国会図書館に就職することができれば、司書として、充実した日々が送れるようになると思います。
しかし、図書館は国会図書館だけではありません。
たくさんの蔵書を取り扱い、利用者サービスに最大限に努めるという点では、国会図書館も、地方自治体の図書館も、同じなのではないでしょうか。
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