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図書館司書の仕事について

図書館司書の仕事は、実に様々です。

私たち無資格のパートと一緒になって、書架(本棚)の整理をしたり、カウンターに立って利用者の対応もします。

貸し出し可能状態にするための本の装備もすれば、傷ついた本の修理もします。

ただ、これらのことは、無資格である私でもできる仕事です。

図書館司書の資格を持っていると、無資格者がする仕事に加え、資格を持っていなければ出来ない仕事もこなすということになります。

そして、資格を持っていなければ出来ない仕事は、たくさんあります。

司書の資格を持っていると、新刊の受け入れや他の図書館へ借り入れの依頼をしたりします。

公立の図書館には全国ネットワークのようなものがあり、自分の図書館では持っていない本を他の図書館に依頼し、貸し出してもらうということができるのです。

さらに、どのような本を仕入れるか、選書会議に参加できるようになります。

そして、司書の資格を持っていると、図書館内で出世することができるので、館長ともなれば、多岐にわたって仕事ができるようになります。

図書館運営はもちろんのこと、公立図書館の場合、館長会議に出席したり、委託されている民間業者内では、入札にも携わることがあるでしょう。

図書館を民間委託している地方自治体の場合、その図書館をどこに委託するかを自治体が決定しなくてはなりません。

このとき、入札のようなことが行われます。

その入札作業ですが、私が所属している企業の場合、資格を持っている方が携わることになっています。

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