ストレスに関する書籍

IMAG5775「ストレス」がテーマの本を2冊購入しました。

この間友達と話していたんですけど、ストレスって全然悪者じゃないんですよね。「適度なストレスはむしろ人間には必要」っていう新聞記事を見せられ、深く考えさせられました。それがきっかけですかね、普段私たちは何気なく「ストレス、ストレス」と連呼していますが、本当は一体ストレスって何!?って思って、調べてみることにしたんです。

私にもストレスフリーな生活ができたとしたら、それはとんでもない悲劇になるんだって想像ができます。例えば、年中気温が22度のいい感じに調節されていて、仕事にも家庭にも不満なし。そうするとどうなるか!?人は努力しなくなり、骨抜き人間になり、やがて気が狂うでしょう。世の中どうにもならないことがあってそこで我慢を覚え、物事を克服していくもんだと思います。つまり、ストレスは必要。

でも、過剰で不要なストレスが人間を苦しめているのもまた理解できますね。私も昔ストレス性胃炎になりやすかった。相当ストレスをため込む傾向にあったんだと思います。それにストレスが溜まるとかえって眠れなくなったり、苛々する。ならば、いいストレスと悪いストレスの境目って一体何なんですかね?

私はストレスが比較的少ないほうだと思っています。まぁ確かにストレスはあり、そのせいでアレルギー性鼻炎が治りにくかったり寝つきが悪くなったりします。でも、それくらいのことは今の時代誰でも抱えていることで、私は仕事に満足しているし、家庭環境も抜群にいいし、人間関係にも恵まれています。昔精神を患っていて、ストレスの塊だったからこそ、「ああ、今この程度のストレスで済んでいるんだ。ラッキー♪」くらいに思っています。でも私と同量のストレスが、人によっては酷なものなのかもしれません。

とりあえず、調べてみようと思います。どうせなら、ストレスマネジメントの達人になりたいですね。精神医療や心理学は元からとても興味がある分野だから、読んで知識を深められることを楽しみにしています。

そして、警官は奔る -日明 恩- 読破

IMAG5401 日明 恩さんの著書「そして、警官は奔る」を読破。

途中ちょっとだけかったるくなったものの、最後は一気に読みました。

この作品には、人身売買や子どもの人権という深い問題が随所にちりばめられています。だから、純粋にミステリーを楽しもうとする人にとっては、重たいかも。実際に私が毎晩読書でミステリーを読む時、どれだけ謎が多いのか、最後はどういう結末なのかだけを純粋に考えて、人間関係の重たい部分はあんまり興味を持たないことが多いです。複雑なストーリーでいて、すっきり感があるようなものが好きなんで。だから、この著者の本はそういう人間には脳が疲れるかもしれない。確かにストーリーはよく練られています。武本という愚直な刑事にも共感できるし、その相棒、潮崎という人物の描かれ方も面白い。けど、それ以外の人間関係がいまいちすっきりしていないのがね、私としてはやっかいなところかもしれません。日明恩作品は、暫く読まないと思います。

そして、私が次にチョイスしたのは、こちらの作品です。

IMAG5404堂場瞬一さんの「交錯」 この本、私が買った一番新しい本みたいですね。本の在庫が結構あって、次は全然違う系統の警察小説を読みたいと思って自然に選んだのが、この本だったんですけど。本当は笹本稜平氏の著書を読みたいと思ったのですが、大好きな作家さんんだけに、すぐに読んでしまうのが勿体ない気がして(^^;)後回しにすることにしました。堂場さんの作品は、多分過去に数冊読んでいますが、どれを読んだのか、思い出せません。amazonの履歴を読んだらすぐにわかることでしょうけどね、ただ日明さんほどヘビーな感じじゃなかったことだけは覚えています。暫くは、スピーディーな小説を読みたい気がして、この小説もそんな一冊であれば、と思います。