「最後の証人」など購入

13880283_1203380529685347_510405635743156274_n本を2冊購入しました!まだ今読んでいるのが読み終わらないのに、本だけが増え続けていく・・・でも、今はひたすら本のストックを増やす時期なんです、個人的には・・・・。

まず一冊目、柚月裕子氏の著書「最後の証人

この著者の本、読んだことがないようでいて、実は読んだことがありました。「臨床真理」という医療系サスペンスです。それが柚月氏のデビュー作だったんじゃないかな??強烈な印象でした。文庫本で上下巻になっていたのですが、最後までわからないスリリングな展開は、とても新人作家さんの本には思えなかった。

それから暫く、彼女の本を探していたのですが、なかなか次のが出なかったんです。それで、久々に彼女の名前で検索して出てきた本が、これです。いわゆる「ヤメ検」の弁護士が法廷で繰り広げるサスペンスドラマなのですが、これは人の深層心理に迫った作品とは違うのではないかと思います。また新しいフィールドにチャレンジされたのですかね?とにかく、面白そうだと思って購入してみました。

20160811_205435そして、もう一冊購入した本がコレ、嶋中潤氏の著書「代理処罰」です。この作家さんの本を読むのは、恐らく初めてだと思います。

これは、国際派サスペンスです。ある少女が誘拐され、身代金を母親が運搬しろ、と犯人から指示されます。しかし母親は日系ブラジル人で、日本で事件を起こした末に祖国ブラジルに逃亡、行方不明になっていました。父親は単身ブラジルに渡り、妻を捜すのですが、果たして無事に見つかり、そして果たして娘は無事に帰ってくるのか、これもまた面白そうです。ただ娘を誘拐された両親が登場するのではなく、そこでブラジルという国が絡んでくる。物語の舞台が日本からブラジルに飛ぶけれど、結局日本人目線で描かれているのでしょう。日本に住む日系ブラジル人社会を知らないと、こういう作品は書けないでしょう。それを著者が本当にきちんと理解して執筆したかが、私にとってのみどころです。

いずれにしても、今回私の中ではかなり新しい選択をしたように思います。どっちもすぐに読みたい衝動にかられています!!

「催眠」購入

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松岡圭祐氏の著書「催眠」を購入。

この著者の本を買うのは初めてですが、実はドラマで何本か彼の作品を見ているんです。現在やっている、北川景子さん主演のドラマ「探偵の探偵」も毎週見ているのですが、それはこの松岡氏の原作で、過去に深田恭子さん主演で映画化(ドラマ化かな?Huluで見ました)された「蒼い瞳とニュアージュ」、去年話題になった綾瀬はるかさん主演の映画「万能鑑定士Q」も松岡氏の原作です。こうしてみると、私は結構ドラマなどで彼の作品に触れているんだなぁと。それで、一度著書を本格的に読んでみたいと思いました。

いわゆる刑事モノってわけじゃありません。私はミステリー全般が好きで、こういう心理学的なサスペンスも大好きなんです。それに、自分が精神科通院が長くて、自ら自己分析の資格も取得していますから、彼の作品がどれだけ完成度が高いものかも理解できているんです。ですから、本として彼の作品を見てみるのも楽しみですね。

私は今また本のストックを溜めている最中です。松岡氏のシリーズにハマったら、また順番に読んでいくでしょう。今は佐伯泰英氏の国際捜査班シリーズに熱中していますが、松岡氏の本も早く読みたいです。

「色の心理学」ほか計3冊購入

IMAG8069 色々と本を取り寄せました。今回は警察小説だけじゃなく、趣味の心理学の本も入っています。

「色の心理学」

実は私、脳科学研究所の被験者として3年ほど前から実験に参加していて、脳科学や心理学の世界が本当に大好き。20歳の頃に親書で精神分析学創始者、ジークムント・フロイトの本を読みました。その時のセンセーショナルな気持ちは忘れない!こんな世界があるんだって驚いたり、逆に妙に納得したり。自分も精神を患っていましたから、精神疾患関連の書籍も多く読んできたし、プロファイリングなんかも結構興味があって、そういう関連の書籍も多く読んできました。

今回のテーマは「色」。最近私は改めて思ったのですが、色って人の心を象徴したり、気分を表すものですよね。喪服って必ず黒で、結婚式は必ず白いドレス、という風に宗教的にも色の使い分けがされているし。それに、地味なものを着ているとテンションは上がらないし、逆に明るい色やマルチカラーのものを着ると元気が湧いてくる。絵画も色彩が豊かなものを見ているほうが絶対にプラス思考になります。

実際に色と心理が密接に関わり合っていると生活の中で実感していたので、ちょっと踏みこんでみようと思うようになりました。

 

そして、勿論警察小説も仕入れましたよ!

IMAG8070まず、安東能明氏の著書「潜行捜査 1対100

堂場瞬一さんの著書「歪 捜査一課・澤村慶司

私の中で、どの作家さんの本を読めば確実なのかっていうのができつつあります。新しい著者のものを読んでみたいという気持ちがないわけではない。けれど、差しあたりの本を購入する際には、私がよく知る作家さんのものに限ります。最近ドラマではもっぱら科学捜査モノを見ていますが、そういうのを小説として読んでみたい気がします。今野敏さんの「色シリーズ」は、まさにそんな感じ。化学や医療の知識が絡む警察小説を探していますが、まだいいものは見つけていません。でも、とりあえず安東さんと堂場さんの本で満足です。間違いなく面白く、後悔しないから。つい先日も新しい本を買ったばかりで、3冊の在庫ができました。さて、どの順番で読もうかな?と今からワクワクしています。

近藤房子の本

IMAG7551・・・富樫倫太郎氏の傑作「SRO」シリーズで出てくる女性猟奇殺人犯、近藤房子の、猟奇殺人に目覚めるまでのお話です、たしか。それを、新品で買ってしまいました。

私は一体!?自分には全然猟奇殺人の素養はありません。殺すのを快感と思うくらいなら、自分で死にます。一応敬虔なクリスチャンで、私は人殺しはできません。それに、人殺しをしても自殺しても、殺しでは自分が死んだ時に教会で葬儀を行わせてもらえませんから。

ただ、私は富樫氏が女性猟奇殺人犯という非常に難しい人物を実に素晴らしく描いているのに感動しています。日本人のサイコパスを描くのは通常難しいのに、しかも女性です。そして、そういう人物には一体どういう過去があった、という設定になっているのかにとても興味を持ちました。

元々心理学が大好きで、サイコパスには興味がある。それが小説の世界で巧みに描かれているんですから、これは読まずにはいられないでしょう。今読んでいるSROシリーズ最終章もハイスピードで読んでいますが、こちらも早く読みたい!

今晩も読書で眠れない夜になるでしょう。

SRO

IMAG7466気付いたら「SRO-Ⅲ」を読み終えていました。昨晩ベッドに入って読み始めた時、まだ暫く読むものだと思っていました。事件の経過があまりに中途半端だったから。けど、読み始めて10分足らずで読み終わってしまった。そう、結局事件は解決しなかったんです。続きがあるんだろうなぁと思いました。ここでは、SROが発足して最初の事件で捕まった猟奇殺人犯である近藤房子が、彼女のファンによって逃亡に成功したという話から始まります。当然読み終わる頃には再び房子は逮捕されるものだと思っていましたが、そうではなかった。それどころか、SROメンバーの一人を新たな標的にして、房子は彼女に大きなトラウマを植え付けて逃亡し続けました。最後は、房子によってひどい目に遭わされたSRO副室長、麗子が「私は必ず彼女を逮捕してみせる・・・」と決意するところで終わっています。おー、続きがあるんだと思って、すぐに「SRO-Ⅳ」を読み始めました。

IMAG7467しかしですね、ここではまた全く違うストーリーが始まっていたんです。今度は一家を虐殺した少年が主人公になった事件みたいですが、それがどういう事件なのかは掴めずに寝てしまいました。またこれも面白そうです。

近藤房子の逃亡劇は、どこかでまた終わりを迎えるでしょう。それが、私は「Ⅳ」でのことだと思っていたのですが、どうやらまだらしい。それはそれで、不自然ではないことに気付いたからいいです。あんな猟奇殺人犯が逃げたままだと、誰だって怒ります(^^;) 近藤房子の話は「Ⅰ」でまず取り上げられ、「Ⅱ」ではまた違った事件の物語になっていました。これが、富樫倫太郎さんの書き方なのか、と今では思っています。

いずれにせよ、昨晩読み始めた「Ⅳ」の内容にも大いに期待していますよ。そして、もう続編「Ⅴ」が読みたくなってきました。

このシリーズは、やっぱ面白いです!

 

ストレスに関する書籍

IMAG5775「ストレス」がテーマの本を2冊購入しました。

この間友達と話していたんですけど、ストレスって全然悪者じゃないんですよね。「適度なストレスはむしろ人間には必要」っていう新聞記事を見せられ、深く考えさせられました。それがきっかけですかね、普段私たちは何気なく「ストレス、ストレス」と連呼していますが、本当は一体ストレスって何!?って思って、調べてみることにしたんです。

私にもストレスフリーな生活ができたとしたら、それはとんでもない悲劇になるんだって想像ができます。例えば、年中気温が22度のいい感じに調節されていて、仕事にも家庭にも不満なし。そうするとどうなるか!?人は努力しなくなり、骨抜き人間になり、やがて気が狂うでしょう。世の中どうにもならないことがあってそこで我慢を覚え、物事を克服していくもんだと思います。つまり、ストレスは必要。

でも、過剰で不要なストレスが人間を苦しめているのもまた理解できますね。私も昔ストレス性胃炎になりやすかった。相当ストレスをため込む傾向にあったんだと思います。それにストレスが溜まるとかえって眠れなくなったり、苛々する。ならば、いいストレスと悪いストレスの境目って一体何なんですかね?

私はストレスが比較的少ないほうだと思っています。まぁ確かにストレスはあり、そのせいでアレルギー性鼻炎が治りにくかったり寝つきが悪くなったりします。でも、それくらいのことは今の時代誰でも抱えていることで、私は仕事に満足しているし、家庭環境も抜群にいいし、人間関係にも恵まれています。昔精神を患っていて、ストレスの塊だったからこそ、「ああ、今この程度のストレスで済んでいるんだ。ラッキー♪」くらいに思っています。でも私と同量のストレスが、人によっては酷なものなのかもしれません。

とりあえず、調べてみようと思います。どうせなら、ストレスマネジメントの達人になりたいですね。精神医療や心理学は元からとても興味がある分野だから、読んで知識を深められることを楽しみにしています。