「相剋―警視庁失踪課・高城賢吾」購入

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また一冊本が届きました。堂場瞬一さんの著書「相剋」(そうこく)です。そもそも、「相剋」という単語の意味がわからない(^^;)ので、調べてみることにしました。

1 対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うこと。「理性と感情が―する」
2 五行(ごぎょう)説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれ剋(か)つとされること。五行相克。

(goo辞書より)

要するに、警視庁失踪課・高城賢吾シリーズの1作目を呼んでわりと面白いと思ったので、シリーズで暫く読んでみようかと思った次第です。

年末に向けて、私は3冊の買い物をしました。そのうちの2冊は先に届いていた今野敏作品の「FC」と「闇の争覇」です。1冊だけ遅れて届いたのがこちらの小説です。

最近は本を読むスピードが衰えています。いつも寝ながら本を読んでいて、ある意味寝る前の読書時間を一日で最も楽しみにしている面があるのですが、最近は仕事があまりに忙しくて、疲れて3ページくらい読むとすぐ眠りに落ちてしまうんです。まぁ、3ページは極端かな・・・?でもなかなか進みません。けどそれを考えると、年越しまであと3冊くらいのストックで足りるのでは?と思います。年末年始はどの本屋さんもお休みに入るのでしょうから、オンラインの注文もいつもみたいに早くは配達してくれないでしょう。そしたらその時は普通の本屋さんでたまには新品のものを買えばいいし。でも、差し当たりこの3冊の買い物で満足しています。今から読むのが楽しみです。

「緊急発砲」読破

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姉小路祐氏の著書「緊急発砲」を読み終えました。

なかなか面白かったですね。シンプルな設定だったと思います。とある町の二人の巡査が夜回りに出たところ、女性が山の上から「助けて!襲われた!彼がまだ相手と戦っている!」と駆け下りてきたところから物語はスタートしました。結局巡査のうち一人が加害者に向かって発砲、その場で被疑者は死亡しました。しかし、発砲とは日本でそうそうあるものではない。警察はあくまで「やむを得ない判断だった」と発表しますが、被疑者の内縁の妻が「絶対に殺されたんだ」と無実を訴える裁判を起こすことに。そして、物語は思わぬ方向へ行きます。

発砲モノは、日本人が書くとあまりリアルじゃないときが多いと思います。日本は銃社会ではないですからね、やくざ同士の抗争以外の場面で撃ち合いなどはありません。だから、描写に気をつけないと嘘っぽくなりますが、この作品はなかなかの秀作だったのではないかと思います。

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さて、次に私が読むことにしたのは、笹本稜平氏の著書「極点飛行」です。実は読み始めてはいるのですが、最近忙しさとかのせいであまり集中して読んでおらず、たぶんもう一度最初から読まないとわからないかもしれない(^^;) ただ、南極が舞台で、南米に関わる事件が起こります。壮大なスケールの小説で、最初からアルゼンチンの南端の町の名前が出てきて、何か心が広くなりました。「世界って広い!」って思える、まだちょっとしか読んでいませんが、そういう気持ちを抱かせる、とても気持ちのいい作品です。これから読んでいくのが楽しみです。

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さて、私の本棚にはストックがなくなっていることに気づきました。そこで3冊の本を取り寄せましたが、そのうちの2冊、ともに今野敏さんの著書ですが、それらが届きました。一冊目は「警視庁FC」、もう一冊は「闇の争覇」です。今野作品には毎回期待していますが、まずは「極点飛行」を頑張って最後まで読もうと思います。

「蝕罪」読破

IMAG9906堂場瞬一氏の著書「蝕罪」を読み終えました。

今回、かなりのめり込んで読んだ気がしていたのですが、毎回仕事疲れで読んでいる間に寝てしまっていて・・・それで、どこまで読んだのかわからない状態でまた翌日読みなおすとか、そんなことばかりしていました。でも、面白かったと思いますよ。これといって特徴のある刑事モノではありません。かつて娘が行方不明になってそのまま放置し、自ら自暴自棄になっていた刑事、高城賢吾が失踪課という閑職に追いやられたのですが、そこである人物の失踪事件を追っているうちに、徐々に自分らしさを取り戻す、という話です。話に意外性があったわけでもないけど、状況が二転三転しているところが読みやすかった。印象に残りにくいけれど、何故か読み進んでしまうという感じの本でした。って、悪口ばっかみたいになっているけど(^^;) 私はこのシリーズ、読んでいく気はあるんです。自分の中に幾つか定番のシリーズものがあると、何となく安心感がありますからね。

IMAG9908で、次に私が読んでいこうと思っているのが、こちら姉小路祐氏の著書「緊急発砲」です。

姉小路氏の著書も定番ですね。とにかく今回思ったのは、私としては警察が舞台で刑事が主役っていう小説がいかに読みやすくてのめり込むか、ってことです。たまにミステリーなんだけど、違うタイプのものを読むこともあるわけですからね。東野圭吾氏の「マスカレード・ホテル」なんかも、一応刑事が出張るところがあっても、決して警察が舞台ではない。そういうのばかり読んでいると、何かイヤになってくるというか、「早く警察に戻りたい!」って気持ちになっちゃうんです。変なもので。

これも昨日3ページくらい読んだかな?全く内容覚えていないです。今晩から本格的に読む感じですかね。