私はこまめに本を買っているようですが、読むスピードもそこそこに速いので、すぐに本のストックが切れてしまいます。というわけで、新たに3冊購入することに。
まずは、姉小路祐氏の著書「偽装捜査官 警視庁都民相談室 七曲風馬」です。偽装捜査って一体・・・?元劇団員の七曲風馬という男が、とあるきっかけで警察官になり、事件を解決していく、ということらしいです。これは、面白い着眼点ですね。劇団員がそう簡単に警察官になれるものなのでしょうか?でも、ここでは彼を中心に物語が進んでいくようなので、新しい展開が待っていそうでワクワクします。
もう1つは、上下巻で構成される久々の超長編小説で、雫井修介氏の著書「虚貌」です。これは、21年前という過去に起きた事件がベースになっており、21年後に新たな展開が待っているようです。
雫井さんは警察小説を書くだけではなく、その他のミステリ作品でも有名ですよね。犯罪者
なのに間違えて世に放たれた男が次々に事件を起こす「火の粉」、殺気を感じる不思議な能力を持った少女が主人公の「殺気!」など。親子でコンビを組んだ刑事が主人公の「ビター・ブラッド」はドラマ化され、それは面白かったです。今回私はこの「虚貌」という小説で、雫井作品の中でも最高に素晴らしい作品である「犯人に告ぐ」みたいな緊迫した展開が待っていることを期待しています。
いずれにしても、今回購入した小説は、全て私が楽しみにしているものです。