最近の私は本を読むスピードが遅くなったので、あまり本を購入する機会がなかったんですけど、ついにまた2冊買いました。
まず左側の一冊目、佐伯泰英氏の著書「暗殺者の冬」 佐伯氏の著書を読むのは恐らく初めてですが、私は今回南米を舞台にしたサスペンス小説を探した結果、この本にたどり着きました。
佐伯氏は、闘牛カメラマンとして活動していたという変わった経歴の持ち主です。ならばスペイン語が堪能で、南米にも強いでしょう。今回のお話の舞台はスリナムで、あそこはオランダ語圏です。でも、きっとそのほかの南米地域の事柄も出てくるでしょうし、あらすじを読んでみる限りでは面白そうな作品です。
ただ、作家との相性ってものがあります。私は今野敏し、笹本稜平氏らとは相性が抜群で、彼らの本なら難なく読みこなしてしまいます。逆に、私は宮部みゆきさんとか全然ダメ。最近は、東野圭吾さんも以前ほど面白いとは思えなくなってきました。あと、私には難しすぎる本もあります。佐伯氏がどんな作風なのか、まずは見極めないといけません。もしハマれば、彼は冒険系ミステリーを多く手がけているようなので、今後も彼の本を買うことになると思います。
そしてもう1冊、青木香津氏の著書「凍花」 青木氏もまた、私にとっては初めての作家です。何故この本にたどり着いたかというと・・・覚えていない(^^;) いや、漠然とした理由なんです。ミステリー小説検索のネットサーフィンをしていた時に目に留まり、何となく面白そうだと思ったから購入することにしたんです。今までは生粋の警察小説ファンで今でもそれは変わりありませんが、南米チリを舞台にした壮大なミステリー「極点飛行」を読んでから、自分が楽しめるジャンルの本がほかにもあったんだとわかったので、警察小説以外のミステリーをもう少し読んでみようかな、と。そんな理由で、この本が選ばれたのです。警察小説はこれからも読んでいくでしょうし、けどたまには違った作風もいいだろうし。
まぁ一生恋愛モノや青春モノは読まないでしょう。テレビでもそういうのを見ると吐き気がしてきますもん。ああいうのは昔から相性が悪い。もうこれは、私のDNAがその類の本を拒絶しているとしか思えませんね。
何はともあれ、この2冊の本を読むのを楽しみにしています。