「捜査一課係長 柳原明日香」 読破

 

IMAG5792 黒崎視音さんの著書「捜査一課係長 柳原明日香」を読み終えました。最初、忙しさもあって本を読み始めるとすぐに眠くなって・・・全然進まなかったんです。でも、この本はそんなに分厚くない。一度ハマって読んでしまえば、あとは一気に読み進みました。警察小説にはあまり心理捜査官の話はないのですが、ここでは首を切断された警察官が被害者であり、その犯人像をプロファイリングする心理捜査官が大活躍しました。そして、そのプロファイラ―が登場してから、一気に事件が展開して、あっという間にラストまで行ったような感じです。スピーディーな印象でした。この手の心理モノなら、この倍くらい膨らませても面白かったのではないかと思います。折角プロファイラ―が登場して、そのプロファイラ―がもっと思考錯誤する場面があってもよかったと思うんです。しかし、そのプロファイラ―、吉村爽子っていうのですが、彼女の最初からの読みはみじんもずれてなく、的確すぎたような気がします。もっともっと読んでいたかっただけに、あまりにあっけなく読み終えたのが残念です。

 

IMAG5794そして、次に私が選んだ本は、笹本稜平氏の「偽りの血」です。笹本作品は大好きで、折角買った1冊をずっと取っておいたんです。そろそろ温存していたこの本を読んでもいいかな?と思いました。「越境捜査」シリーズはとても楽しかったので、これにも期待しています。でも、それとは別に、昨日は個人的には番外編みたいな形で、キンドルでちょとだけ違ったものを読んでみることにしました。

 

 

 

 

 

IMAG5799コレ、週刊文春が、キンドル向けに100円程度で販売していたものです。佐村河内守事件・・・まぁ実際に刑事事件が起きたわけではないけど(^^;)いっときこの報道が過熱していましたよね~~~、私もその報道に翻弄されながら、記事を片っ端から読んでいましたよ( ̄∇ ̄;)=З 私には絶対音感があり、譜面が読めます。昔チェロをやっていたので・・・だからこそ、この事件は実に不可解なんです。18年間も、全ろうでも絶対音感があるわけでもない人が、何故世間を欺き続けることができたのか・・・?私なら最初から胡散臭いと思っていたと思うんですよね。どんな巧みな技で自分のキャラを築き上げたかについては興味があります。そして勿論、新垣氏についても、具体的にどのような18年間を過ごしたのかが気になるんで、これも引き続き読んでいきたいと思います。

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