まず1冊目、右側が鏑木蓮氏の著書「救命拒否」です。医療系ミステリーはあまり積極的に買わないので、この著者の本を読むのも恐らく初めて。Amazon内をネットサーフィンしているときに見つけました。これは救命医が爆死し、刑事がその真相解明に挑むというストーリーなので、厳密には警察小説です。だから、間違いなく楽しめるな、と。元々医療系ミステリーは嫌いではなく、たまにそういうものを選んで読んでいたりしたんです。警察小説オンリー的な嗜好はここ1,2年くらいなんじゃないかな??
そして、私がかつてとてもよく読んだ作家さんが、仙川環さん。彼女の本「疑医」も購入しました。天才医師がある日「脳卒中は手術するな」というとんでもない理論を発表し、時代の寵児となるのですが、その後ジャーナリストにより彼に対する色々な疑惑が浮上します。彼は果たして本当の天才医師なのか?それとも疑惑の医師なのか?ジャーナリズムの視点で真実に迫ります。
実は5年ほど前まで、私は仙川氏の著書の大ファンで、当時出版されていた著書を殆ど網羅してしまったんです。当時を振り返ると、私はある意味中毒症状が出ていて、一度彼女の本を読み出したら絶対に止まらず、朝方まで読んでしまう、というのを繰り返していました。それくらい徹底的に読み、読みつくして彼女の本がもうなくなってしまったので、そこでストップしてしまったのです。それから主に警察小説をずっと読むような生活になったのですが、ふとネットサーフィンでたまたま彼女の名前に遭遇し、5年ぶりに彼女の本を読んでみたくなりました。幸いにもこの5年間で彼女は次々に著書を出していたので、ここでまたハマれば、次もまた仙川作品を買うと思います。
そんなわけで、特に久々に彼女の作品を読むのを楽しみにしているのですが、最近は読む本が多くて・・・いつ読むのかは不明。案外大事に最後まで取っておくかも、と自分では予想しています。