「殺人ライセンス」「駐在刑事」到着

IMAG7606 また新しい本を2冊注文し、昨晩到着しました。今回は私が大好きな作家さんのものを選んでみました。

まず左側、笹本稜平氏の「駐在刑事」 こちらは、何となく読んだことがある気がしたんです。というか、買ったことがあったようななかったようなって感じで、いまいち確かなことがわからなくなって・・・。でもあらすじを読んで、多分読んだことのないものだと察して購入を決意。別の小説と混同しちゃっているのだと思います。タイトルに「刑事」ってつくものは、間違いなく警察小説です。それは、素人が事件を解決するタイプの、私が嫌いなタイプの小説ではなく、警察組織がメインになっているということですから、これならば安心して読むことができるでしょう。

もう一つは、今野敏さんの著書「殺人ライセンス」です。オンラインの殺人ゲームが絡んだ事件が発生しているもよう。私にとっては新しいタイプの小説かもしれませんが、今野さんの作品なら、安心して読めます。

今結構本のストックが増えてきているので、次にどれを読むのかわかりませんが、現在読んでいる「近藤房子という女」をまずは読み終えようと思います。

ところで、超リアルな夢を見たんですが、私は昨晩「近藤房子という女」を読み終えたらしいんです。確かにラストまであと少しのところまで来ていることは覚えていましたが、読破したとは記憶していませんで・・・しかし、読破したことが夢なのか現実なのかわからなくて、今朝本を確認したんです。そしたら、読み終えていませんでした(^^;) たまに眠気眼のまま本を読み続けると、どこまで読んだかわからなくなるんです。ただ私の場合、必ずどこまで読んだかを付箋貼りつけて覚えておくようにしていて、それはわりと無意識でも実行されます。今回は、間違いなく読み終えていません。

それにしても、リアルな夢ですよね。よく見ます、こういう夢か現実かわからない夢。私の日常がいかに平凡なものかを思い知らされた気がします。

話は以上!まずは今晩、「近藤房子という女」を読み終えますよ~~~♪

SRO もう読破!

IMAG7563 いや~~~スゴイですね~~~♪ 私はもう、「SRO最終章」を読み終えましたよ!!

本を読むにはちょっとラッキーな時間に恵まれたかも♪ 昨日帰りの電車が止まってしまって・・・結局1時間近く電車の中に閉じ込められていたのですが、私は昨日に限ってはSROを持ち歩いていました。いつもキンドルを持ち歩いているから、紙ベースの本は持ち歩かないです。ただ、この本に関しては、続きが楽しみで楽しみで、結局持ち歩いてしまっていました。それが吉と出て、昨日は電車の中でいい読書時間が確保できたというわけです。ほかの乗客は、振り替え輸送のほうに行ってしまったり、タクシーに乗り換えたりしていました。しかし、日本の電車は、どんな時での早く復旧するものです。私は焦らず、じっと電車の中で本に読みふけっていました。

結論からすると、やっぱ面白い!それと、これは多分、最終章ではないんですよね。「SROⅤ」の初版が出たのは2013年のこと。つまり、これから続編をリリースする可能性があるということです。それに、今回は猟奇殺人犯・近藤房子が最終的には捕まりましたが、確保であり、射殺されたわけではありません。つまり、これからもSROvs房子、という夢の戦いが繰り広げる可能性が大きいのです。それと、SROメンバーはそれぞれに様々な事情を抱えています。房子によって乱暴をされ、PTSDを発症した副室長の芝原麗子はまだPTSDを克服していません。同じく房子によって拷問を受けて入院中の事務員、木戸沙織も退院していない。家庭に問題があった尾形は息子に刺されるし、針谷は今までに犯人を何人も射殺して問題になっています。彼らが今後自分たちそれぞれが抱える問題にどう立ち向かっていくのか、それが今後も描かれていくのではないかと思われます。だから、きっとこの物語には続きがあり、著者の富樫倫太郎氏は、警察小説家としての自分をこのSROシリーズに注ぎ込んでいるという印象です。

さ、次に読む本は、もう決まっています。

 

IMAG7564 世紀の女猟奇殺人犯、近藤房子がどのようにして誕生したのかが描かれているであろう、「房子という女」です。ここにSROメンバーが出てくるのかどうかはわかりませんし、そもそも警察組織そのものが出てこないかもしれない。私は房子の歴史が淡々と書かれているだけなら、すぐに放り出す気がします・・・いや、きっと全部読むのかな、SROファンとして、房子の人格をきちんと把握しておかないといけません。

今晩から読むのですが、一体どういう作品なのか、まだわかりません。とりあえず、楽しみにしておきましょう。

昨日はSROを最後まで読むと決めていたので、寝不足になりました。10時に起きるなんて、よほどの夜更かしです。私は今も眠い。昼寝をしっかりして、夜の読書に備えようと思います。

まぁ、このスタンスが果たしていいのかどうかは知りませんけどね( ̄∇ ̄;)=З

近藤房子の本

IMAG7551・・・富樫倫太郎氏の傑作「SRO」シリーズで出てくる女性猟奇殺人犯、近藤房子の、猟奇殺人に目覚めるまでのお話です、たしか。それを、新品で買ってしまいました。

私は一体!?自分には全然猟奇殺人の素養はありません。殺すのを快感と思うくらいなら、自分で死にます。一応敬虔なクリスチャンで、私は人殺しはできません。それに、人殺しをしても自殺しても、殺しでは自分が死んだ時に教会で葬儀を行わせてもらえませんから。

ただ、私は富樫氏が女性猟奇殺人犯という非常に難しい人物を実に素晴らしく描いているのに感動しています。日本人のサイコパスを描くのは通常難しいのに、しかも女性です。そして、そういう人物には一体どういう過去があった、という設定になっているのかにとても興味を持ちました。

元々心理学が大好きで、サイコパスには興味がある。それが小説の世界で巧みに描かれているんですから、これは読まずにはいられないでしょう。今読んでいるSROシリーズ最終章もハイスピードで読んでいますが、こちらも早く読みたい!

今晩も読書で眠れない夜になるでしょう。

読む本チェンジ

IMAG7547高林さわ氏の小説「バイリンガル」は、まぁストーリーは難しくないけど、あまりにつまらないのでリタイアすることにしました。寝る時間は私にとってはもっと楽しいものでなければならない。何かこの本は評判がいいみたいですけど・・・

まず、設定がアメリカっていうのがちょっとね。アメリカで事件に巻き込まれた日本人女性や日米ハーフの少女などのことが描かれています。それだけならいいけど、いわゆる古典的な洋風ミステリーなわけです。はっきり言って、シャーロックホームズや名探偵ポワロ、ジェシカおばさんの事件簿みたいなテイストになっている。ホームズやポワロは、探偵という職業の人が事件を解決していきます。ジェシカおばさんもそれに近い感じ。この「バイリンガル」という作品では民間人が主人公になっていて、警察はあくまでわき役です。それが、ちょっとじれったいのかも。次々に事件が起こり、混乱している様子が延々と続いていて、半分読んだ時点で結局事件がどういう方向に向かっているのか、さっぱりわからない。ミステリー小説に必要なスピード感、躍動感がないんです。

私は小説に感情移入はしません。あんまりありきたりの日常を描かれすぎても困るし、SFみたいに現実を超越しているものも読みづらい。本で感動する必要はなく、「あ~楽しかった~~♪」ってなりたいタイプなんです。でも、この小説は全てがのろのろ進んでいる感じがします。

というわけで、気持ちを切り替えて、大好きなジャンルのものに戻ってみようかと思いました。

選んだ作品は、「SRO」です!

 

IMAG7546 アメリカの田舎で起きた事件よりも、猟奇殺人犯の事件のほうが好き。そういうのってちょっと怖い印象を持たれてしまうのですが(^^;) 私みたいにフツーの顔をしてフツーの生活をしている人間が、実は殺人事件の話が大好きだと知ると、みんな引いていきます( ̄∇ ̄;)=З それでも、好きなものは好きなんです。特にSROに関しては、女性猟奇殺人犯という違和感のある設定が違和感なく描かれている。これは本当にスゴイことなんです。富樫倫太郎氏の着眼点も凄いし、本当によく計算された物語だな、といつも感心しながら読んでいます。でも、SROシリーズは、これがラストです。悲しい!もっともっと続きが読みたいし、近藤房子と対決することで完結するのではなく、もっともっと色んな事件に取り組んでいく姿を見続けたいと思ってしまいます。

別冊で、近藤房子の生い立ちについて書かれた小説が出ているみたいですね。それもなかなか面白そう。

とにかく、今晩から「SRO」を楽しんで読もうと思います。

「SRO」シリーズ他・・・購入

IMAG7531ついこの間、本を2冊オンラインで購入したんですよ。Amazonでいつも買うのですが、私は本の価格が1円になっているものしか買わない(^^;) つまり、新作のは絶対に買わないし、準新作でも100円以上なら買いません。ってか、本当に1円の本しか買いませんね。

わたしの本を選ぶ時の条件はもう一つあります。20世紀のものはどんな名作でも選ばないということです。なるべく新しいものを読まないと、違和感が出てしまいます。ケータイを持ったばかりの警察なんて面白くないし、Windows2000で騒いでいる、今では当たり前のテクノロジーを「最新」と言っているようなものはリアルに感じられないからイヤです。そういう観点を含め、今回2冊選んでみました。

まず一冊目の「蟻の階段」。麻見和史氏の「警視庁殺人分析班」シリーズ
は、かつてキンドルで一冊読んだことがありました。その内容が面白かったIMAG7536ので、今回また同じシリーズで選んでみました。そういえば、この本は年代をチェックしてなかったなぁ・・・前回読んだ「石の繭」と同時期かそれよりも新しいと思うので、違和感なく読めるはずです。

もう一冊は、SROシリーズ最終章「ボディーファーム」です。SROシリーズは、とにかく読み始めると止まらない!!!私はSROシリーズのためにどれだけ今まで寝不足になってきたことか・・・毎日、朝起きたらもう寝ながら読書する時間のことを想像して、ワクワクしているんです。今読んでいる本を読み終えたら、真っ先にこれを読むんだと思います。何なら、今読んでいる本を投げ出してSROに入ってもいいくらいです。

ま、私はよほどのことがない限り、読書中本を途中でやめることはありません。ただ、今の本を早く読み終えてこちらに移りたいと思っています。

いずれにしても、今回は私にとってはかなり面白いラインナップです。相変わらずな話ですが、読むのを超楽しみにしています。

 

 

 

「SRO 黒い羊」読破

IMAG7522富樫倫太郎氏の傑作「SROⅣ 黒い羊」を読破しました。昨日は大学病院で診察の順番待ちをしていたので、その間に読破してしまったんです。

今回の話は、未成年の時家族4人を殺害した猟奇殺人犯の話。「蛾」がキーワードになっていました。いつも思うのですが、富樫さんのこのシリーズは、中盤までなかなか捜査の進展がないんです。それでもそこには沢山のことが盛り込まれていて、読んでいて全然飽きない。そしてラストに向かって一気に事件が解決します。

SROには、すぐ銃で被疑者を射殺してしまう針谷という刑事がいます。そして、今回も針谷が犯人を射殺してしまいました。何故すぐにそのような安直な行動に出るのか?針谷の生まれ育ちについてはある程度詳しく書かれているのですが、それが銃の頻繁な使用にどう関わっているのか、読んでいる私にはまだよくわかっていません。それと、前回女性猟奇殺人犯の房子にトラウマを植え付けられた麗子というSROの副室長。彼女がPTSD的症状に惑わされながらも何とか仕事を続けているのも、ちょっと疑問。精神医学的に、人が目の前で殺されて切り刻まれて行くのを見て、それでもその後仕事を続けることは可能なのでしょうか?多分、そんなことをすれば、精神が破綻します。それでもまぁ、麗子という女性は、悩み苦しみながらも仕事を続けていました。

こんな感じで、精神医学全般に精通する私でもちょっとした違和感をたびたび覚えたのですが、それでも全体の流れはとてもよかった。相変わらず読み応えがあり、私にとっては間違いなく傑作の一つになりました。

 

IMAG7518さて、私が次に選んだ本はこちら。高林さわ氏の著書「バイリンガル」」です。もう昨晩から読み始めました。何故これかというと、先日近所で借りてからひと月以上が経っており、いい加減に読んで返さなきゃならないと思ったから(^^;) 読んでみて、今まで読んできたミステリー小説とタッチが少し違うと感じています。正直、少し読みにくい。しかし、ストーリーの先には何が待ち構えているか、わかりません。こちらも引き続き楽しんで読もうと思います。

SRO

IMAG7466気付いたら「SRO-Ⅲ」を読み終えていました。昨晩ベッドに入って読み始めた時、まだ暫く読むものだと思っていました。事件の経過があまりに中途半端だったから。けど、読み始めて10分足らずで読み終わってしまった。そう、結局事件は解決しなかったんです。続きがあるんだろうなぁと思いました。ここでは、SROが発足して最初の事件で捕まった猟奇殺人犯である近藤房子が、彼女のファンによって逃亡に成功したという話から始まります。当然読み終わる頃には再び房子は逮捕されるものだと思っていましたが、そうではなかった。それどころか、SROメンバーの一人を新たな標的にして、房子は彼女に大きなトラウマを植え付けて逃亡し続けました。最後は、房子によってひどい目に遭わされたSRO副室長、麗子が「私は必ず彼女を逮捕してみせる・・・」と決意するところで終わっています。おー、続きがあるんだと思って、すぐに「SRO-Ⅳ」を読み始めました。

IMAG7467しかしですね、ここではまた全く違うストーリーが始まっていたんです。今度は一家を虐殺した少年が主人公になった事件みたいですが、それがどういう事件なのかは掴めずに寝てしまいました。またこれも面白そうです。

近藤房子の逃亡劇は、どこかでまた終わりを迎えるでしょう。それが、私は「Ⅳ」でのことだと思っていたのですが、どうやらまだらしい。それはそれで、不自然ではないことに気付いたからいいです。あんな猟奇殺人犯が逃げたままだと、誰だって怒ります(^^;) 近藤房子の話は「Ⅰ」でまず取り上げられ、「Ⅱ」ではまた違った事件の物語になっていました。これが、富樫倫太郎さんの書き方なのか、と今では思っています。

いずれにせよ、昨晩読み始めた「Ⅳ」の内容にも大いに期待していますよ。そして、もう続編「Ⅴ」が読みたくなってきました。

このシリーズは、やっぱ面白いです!

 

素行調査官 白日夢 -笹本稜平- 読破

IMAG7387笹本稜平氏の秀作「素行調査官」シリーズ第二作、「白日夢」を読み終えました。

ここに出てくる人物は、キャリア官僚の入江、その高校時代の同級生で元探偵、現役監察官の本郷、そして定年間近で巡査部長の北本の3人がメインで、脇に本郷の探偵事務所時代の友人サオリやその父らがいます。彼らが活躍し、現役警察官の腐敗と闇を暴いていくのです。

途中からやっぱりノンストップ状態で、読むのが止まらなくなりました。ま、いつも寝る前に読書し、眠気に負けてしまうのですが(^^;) 最後は一気に読み上げた感じです。

ちょっとラストが物足りなかったかな?最後の最後、一発逆転でやくざと癒着するノンキャリアの警視監、川喜多と、警察庁首席監察官・武藤を逮捕するのですが、そのシーンが尻切れトンボみたいになっていました。彼らがやくざと癒着し、潜入捜査官を死に追いやり、大量の覚せい剤密輸にかかわったことはもはや否定できないものになった。って、そこで終わってしまっていました。どうせなら、川喜多と武藤が悔しがるところまで描いてほしかったと思います。テレビドラマ「半沢直樹」みたいに、敵が敗北するシーンがあると、痛快!って思えるからです。

まぁそこは残念でしたが、全体的にはやはり面白かった。このシリーズは、まだ多分あると思うので、引き続き注目して読んでいきたいです。

 

IMAG7389そして私が次に選んだのは、やはり「SRO」です!

今まで何故この続編を読もうと思わなかったのか、自分でも不思議なんです。それくらい、ここに出てくるストーリーは面白い。完全に架空の部署をでっち上げ、通常ではありえない事件が起きてそれを解決するのですが、そこに不思議なほど違和感がないのです。今野敏さんの「色」シリーズもそうなんですけど、どうやって架空の部署を思いついてそれを事件に絡めていくのか、不思議でなりません。彼らは元警察官でもないし、徹底した取材だけでここまで発想を広げられるなんて、ホントに素敵です。

SRO、今晩から読みます。今から超楽しみです♪

 

SROシリーズ2冊購入

IMAG7293富樫倫太郎氏の傑作「SRO」シリーズを2冊購入しました。このシリーズ、既に第1弾と第2弾は読んでいて、非常によくできた作品だと思いました。

富樫さんは、警察小説専門に書いているというわけではないようで、時代劇なども手掛けているようです。しかし、私はその分野には疎い。あくまでSROシリーズのファンなんです。

SROシリーズは、警視庁に設置された架空の部署「広域捜査専任特別調査室」、略して「SRO」のメンバーが活躍するお話です。第1弾では、何年も経った白骨死体から女性の猟奇殺人犯を探し当てるという無理難題に見えるストーリーでしたが、それがなかなか不自然じゃなくて、自然な流れで事件が解決しました。女性の猟奇殺人犯は、世界的に見ていまだかつていないでしょう。だからそういう人物を描くのは難しいはずなんです。しかし、富樫さんはその難題を自然にこなしている感じがしました。これはシリーズで読む価値があるとずっと思っていたんです。だから、購入して今からワクワクしています。

第3弾では、第1弾で逮捕された女性猟奇殺人犯に再びスポットがあたるようです。果たしてどんな事件が待っているのか!?非常に楽しみにしています。

白銀を踏み荒らせ -雫井 脩介- 読破

IMAG7251 雫井修介氏の著書「白銀を踏み荒らせ」を読破しました。

雫井氏の作品の中で私が初めて読んだのは「犯人に告ぐ」でした。あれは面白かった!強烈なインパクトがあり、読むのが止まらなくなっていました。あれは私が読んだ警察小説の中でもベスト3に入るものだった。それに比べると、これはグレードが下がる気がします。アルペンスキー選手たちの物語。ある黒人系のスキーヤーが死亡した事件をきっかけに、背後にある巨大な白人至上主義組織の陰がちらほら見えるようになります。それに切り込んでいくのが、チームのメンタルトレーナーの女性。死亡したスキーヤーの弟が今度は命を狙われますが、間一髪のところで犯人が判明し、兄を奪われた弟は見事優勝します。

ウィンタースポーツをテーマにしたミステリーって意外に多いですよね。真保裕一さんの「ホワイトアウト」や、あと東野圭吾作品でも幾つか見かけたことがあります。私は100%東京の人間なので、ウィンタースポーツには詳しくない。けど、そういう読者のためにわかりやすく書いてあるのがどの本にも見られる共通点です。それにしても、私はスポーツが関わるミステリはあまり得意ではないなぁと思いました。この作品は意外に楽しかった。けど、主人公の友達のキャラが強すぎたり、物語の流れで「はぁ、こう来るか、凄い展開だ」と思わせるようなところがなかったんです。そういう意味で、残念な作品でした。とはいえ、雫井作品は私は基本的に好きです。これからも機会があれば読みたいと思っています。

 

そして、私が次に選んだ本はコチラです。

IMAG7252 笹本稜平氏の「白日夢

素行調査官シリーズの第二弾です。やはり私には警察モノが合います。巡査、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長などが出てくるものが好きなんです。だからこれはいいかな、と。それと今日頼んだのは、富樫倫太郎氏の「SRO」シリーズです。これは警察が舞台なので、面白いんです。今晩から笹本氏の本を読みますが、とても楽しみにしています。