「指名手配 署長刑事」読破

IMAG8695姉小路祐氏の著書「指名手配 署長刑事」を読み終えました。

物語は、セレブ御用達の高級ヘアサロンを経営する夫妻の一人娘が殺されるところから始まります。容疑者になったのは、同じ高校の定時制に通う少年。彼がその少女に思いを寄せていて、それが叶わなかったために衝動的に殺した、という筋書きで少年の行方を追います。どこからどう見てもその少年が犯人で、実際に自供する電話をどこかからかけてきてもいる。しかし、実際に彼は犯人ではありませんでした。犯人だったのは、意外な人物。私も「そうなるんだ」とちょっとびっくりしました。最後に近づくにつれて、物語のスピードが上がっていくような感じで、読んでいる側としては非常に面白かった。読むのやめられなくなる本ってスゴイです。途中で投げ出したくなるものとか、物語のテンポが単調なものとかも多いんですけどね。最後、たたみかけるようにして一気に事件が解決するのですが、それが不自然じゃないのIMAG8693がよかったです。読んでいてとても満足できました。

なもんだから、「署長刑事」シリーズを続けて読むことにしました。これが完結編なのかな?今度は金融絡みの私にはちょっと難しそうな「徹底抗戦」です。既に昨晩から読み始めていますが、こちらもなかなかワクワクしそうな感じです。

ついでに、先日キンドルで読んでいた本も読み終わりました。今野敏さんの著書「38口径の告発」です。私はどうも本は紙ベースで読むものという固定観念があり、キンドルの本をさっさと読もうとしないのですが、それでもこれもラストに向けて目が離せなくなる、スリリングなストーリーでした。流石は今野さん、と思いました。キンドルでは今、超久々に内田康夫氏の本を読んでいます。

 

「1対100」読破、そして「Vogue」購入

IMAG8569 旅行先で夜はコンドミニアムから一歩も外に出なかったんです。お陰で、早々に安東能明氏の著書「潜行捜査 1対100」を読み終えました。

読み始めた当初、私は毎晩とても眠くて、本の内容をきっちり把握しながら読んだわけではありませんでした。だからうっすらとしか事件が起こったきっかけなどを覚えておらず、何度もバックして読み返してみて・・・正直、途中まであんまりおもしろくないと思っていました。出だしの事件のあとの捜査が、何か非常識というか・・・全然成果の上がらない公開捜査を推し進める上層部の意図が全くわからず、そもそもどうしてこんな書き出しをしているのか?という疑問すらありました。しかし、読んでいるうちに、目が離せなくなったんです。テンポよく進んでいくストーリー、そして、手の込んだアリバイ工作など、感心させられる箇所が随分ありました。最終的な事件解決も、あのような完結なまとめ方でよかったのではないかと思います。読み終えてみると、これは読んでよかった、と思える作品でしたね。

で、一応私は旅行先に、もう1冊の本を持って行っていました。流石にそれを読み始めるまでは行かなかったのですが、折角だから持っていった本を今晩から読み始めようかな、と思っています。

IMAG8567姉小路祐氏の著書「指名手配 署長刑事」です。

これって多分私の中では、途中で別の著者の別のシリーズのものを挟むことなく、一気に読むパターンです。このシリーズは「指名手配」が3作目ですが、次の4作目「徹底抗戦」が完結編になるみたいなんです。だったら、そこまでは一気に読んでしまいたい、と。前から何度も書いていますが、等身大でリアルな署長像である古今堂という人物。彼の人柄や彼を支える直属ではない部下たちのそれぞれの個性がストーリーを盛り上げてくれます。今回も、間違いなく期待できるでしょう。今晩は旅疲れで早くベッドに入るだろうし、ならばこの本も早く読み進めたいと思います。

さて、私は雑誌というものを滅多に買う人間ではありませんが、久しぶりに興味をそそられるファッション誌があったので、買ってみることにしたんです。ファッションに興味はあっても流行に興味がないので、決してファッション誌は買わないのが最近の傾向。でも、これは恐らく私にとっては特別な1冊になると思って買ったのが、コチラです。

IMAG8570Vogue 9月号

このモデル、上の段2人は左がクラウディア・シファー、右がナジャ・アウアマン。下の段は、左がステファニー・シーモア、真ん中がリンダ・エヴァンジェリスタ、右がナオミ・キャンベルです。

彼女たちは90年代を象徴するスーパーモデルであり、彼らこそが元祖スーパーモデルです。モデルという職業の地位を押し上げ、ハリウッドスターよりも憧れの存在にまでなったのが彼女たち。彼女たちはモデルとして、美しさやスタイル、その私生活まで完璧なんです。スーパーモデルという言葉は、彼女たちの存在なしでは語れない。

今いるモデルは、がりがりにやせていて個性がなくて、どこにでもいる普通の子たち。リアルクローズやファストファッションが主流で、そういうものを売IMAG8571るために使われるモデルは、何かどことなく憧れようのない、特にスタイリッシュではない存在です。はっ
きり言って、パワーがないんです。

リンダは「スーパーモデル中のスーパーモデル」と言われたし、クラウディアにはヨーロッパの全男性が熱狂した。そして驚くことに、彼女たちは今でもモデルとして活躍し、モデルの寿命を長くしてくれました。彼女たちは私にとって永遠の憧れです。そして、彼女たちの近況を知りたいと思い、今回この特集を購入することにしました。

彼女たちは、年を重ねるごとに益々美しくなり、10代の時から私は彼女たちから多くのことを学んできました。これからもきっと、彼女たちは力強い存在であり続け、私もずっと憧れ続けることになるでしょう。既にちょこっと特集を読んでみましたが、何度でも読みたいし、もっとよく中を覗いてみようと思います。そして、私は彼女たちから間違いなくエネルギーをもらうでしょうね。

 

3冊一気に購入

IMAG8442 ずっと本のまとめ買いをしていなかった私は、このたび一気に3冊の本を取り寄せることにしました。

まず、姉小路祐氏の著書、署長刑事シリーズの「指名手配」と「徹底抗戦」。小柄で正義感に燃える署長、古今堂の物語は、前作の2冊は既に読んでいます。このシリーズは、等身大の署長さんに共感が持てるということ、作風が全体的にリアルだということが気に入ったポイントです。私は気に入ったシリーズは結構まとめて読むほうだと思います。作風が信用できるから。なので、今回まとめて購入することにしました。多分、この続きは出ていないでしょう。早くも署長刑事シリーズの新作が出るのを楽しみにしていますが。

そして、安東能明氏の著書「復讐捜査線 通訳官エリザ」も購入。「復讐捜査」って書かれているところが、何か気になる。これが本当に悪党の単なる復讐劇で、あまりにハードボイルド色が強いとなれば、私としては受け入れがたいかも。ただ、安東氏の著書は何冊か読んできましたが、私としては非常に読みやすい。あまりグロテスクになりすぎず、リアリティとのバランスがいいという印象を全体的に受けています。だから、期待していいのかな、と。それに「通訳官」っていう職業、これが気になりました。これもまた、非常に楽しみです。どの順番で読もうか、早くも迷っています。

「犯罪に向かない男」読破

IMAG8414大村友貴美氏の著書「犯罪に向かない男」を読破しました。

大村氏の作品は、かつて「霧の塔の殺人」を読んだことがありました。あれも確かに面白かったのですが、地方文化に纏わる話でもあったので、それを理解するのが少し難しかったです。私は100%の東京人で、生まれも育ちも東京。私みたいな人間だと、地域に密着した文化がその地域でどれだけ大切な存在なのかを理解しにくいんです。それに比べ、今回の「犯罪に向かない男」は読みやすかった。大手企業に殺人事件が多発し、それを個性派刑事の田楽が解決していき、それとは別件で企業の秘書がかつて娘を引き逃げで事件で失ったその真相に迫っていきます。

全体が絶妙なバランスでできていました。今回は生命保険の算定の仕方が少しややこしかったですが、逆に勉強になったという感じ。命の価値、というものも今回大きなテーマであったと思います。

またこのような作品なら読んでもいいかな、と思います。私は純警察小説が好きですが、多少違った要素がからんでも大村氏の作風ならアリという気がしました。

そして、次に読むことにしたのは、コチラの本です。

IMAG8416安東能明氏の著書「潜行捜査 1対100

大村氏の作品は、3月に買ってずっと読んでいなかったようですが、こちらは比較的最近買ったのではないかと思います。安東さんも私の中では常連さんの作家さんですが、とにかく私は推理小説ばかり読んでいて、どれが安東さんの作品だったかわからなくなっている・・・

何はともあれ、このタイトルを見て、自分が好きそうな内容だろう、と思いました。今晩から読みます。とても楽しみです。

「検証捜査」読破

IMAG8320堂場瞬一さんの著書「検証捜査」を読破しました。

これは恐らくシリーズ化された作品ではなく、あくまで1話完結のものなのでしょう。ある意味では、私tにとって新しい小説でした。伊豆大島に飛ばされた元凄腕警察官が、何かの事件の検証捜査のために本島に戻される。そこに集まったメンツは、大阪府警や福岡県警、北海道警など、全国から集まってきていました。その中で、死刑にまで追い込まれたレイプ殺人犯が逆転無罪を勝ち取り、じゃあ本当の犯人は誰か?何故無実の人間が犯人に仕立て上げられたのか?などを検証していきます。最後には驚愕の事実が待ち受けているのですが、主人公の神谷が道警出身の女性警官にほんのり恋心を抱くところなど、リアルだな、と思いました。

実際にこのような非公式の検証捜査は行われているのでしょう。警察組織では、私たち一般市民が知らないような捜査が沢山行われているはずです。だから、架空のチームの話でも、実際にはとてもリアルに感じられました。私の中で、この小説はかなりの高評価です。

さて、次に読む本はこちらです。

IMAG8322大村友貴美氏の著書「犯罪に向かない男

これは、最初の数ページを読みましたが、すぐに眠気に負けて寝てしまいました。ただ、「検証捜査」とは全く違ったタイプの警察小説ではありそうです。大村さんの著書は前に何か読んだことがあると思うのですが、何を読んだのか忘れてしまいました。これは、警視庁捜査一課の刑事が主人公の、完全に私が好きなタイプの警察小説のようです。今後読んでいってどのような展開が待ち受けているのか、楽しみにしています。

 

「時効廃止」読破

IMAG8169姉小路祐氏の著書「時効廃止 署長刑事」を読み終えました。

このシリーズは、やっぱ面白かったですよ。途中まで時効のこととかあんまり関係なくて、思わずタイトルの「時効廃止」というのを忘れてしまいました。そこに重きが置かれていないんですよ。最後に、この事件には時効が大いに絡んでいるな、と。事件そのものは、17年前に起こったことを発端に、17年後、次の事件が起こるといった感じです。誰もが自殺と思われていた事件が、ある刑事の勘で、他殺である可能性が出てきた。キャリア組で署長である古今堂は、現場を経験してこそ警察組織を率いることができるという真面目で正義感の強い男で、部下の嗅覚を信じ、一緒に事件を調べていきます。古今堂自身が決して有能な刑事というわけではないんです。彼はあくまで新人警察官。でも、リアルに実直に事件に向かっていくサマがいいのだと思います。これは、

2011年以降に書かれたもので、東日本大震災のことが触れられていました。そして、続きはあと1冊出ています。恐らくこれもほかのシリーズもののように、暫く続いていくシリーズになっていくと思うので、これから先も楽しみです。

次に私が読もうと思っているのは、コチラです。

IMAG8172堂場瞬一さんの著書「検証捜査」です。これも純警察小説みたいで、大変興味深い。早速今晩から読んでいこうと思います。

「ポセイドンの涙」読破

IMAG8077安東能明氏の著書「ポセイドンの涙」を読破。これは純警察小説というよりも、人間ドラマに近いものがありました。しかし、警察ドラマとしても成立しており、非常にバランスの取れた作品だったと思います。

物語は、青函トンネルの工事が背景にあります。青函トンネルが着工したのは1960年代初め。北海道の吉岡というところからスタートしたようです。日本各地から青函トンネル事業に携わるために大勢の労働者が移住してきて、当時は凄く活気のある町が形成されたようですね。その青函トンネルの中から、コンクリートで埋められた遺体が発見され、物語は始まっていきます。死後25年ほどたった死体を埋めた犯人を特定するのは不可能。でも、その当時パリでデザイナーとして活躍していた男が容疑者として浮上。彼には日本での空白の時間があったことから、時効は完了していないことになります。そこで様々な人間模様が交錯し、北海道警の警官たちも犯人割り出しに躍起になります。

私は物語の最後が読めなかったので、興味を引かれました。正直、青函トンネルの歴史を振り返るなんてどうでもいいことだと最初は思っていましたが、ここに日本史の一部を見出したような気がして、結果的に大変勉強になったように思います。

エピローグも、私たちに問いかけるようにして終わっているというか、犯人がちゃんと判明していないんです。それでも、後味の悪いものではありませんでした。これはかなりの秀作だったと思います。

 

さて、次に私が読もうと思うのは、コチラです。

IMAG8078姉小路祐氏の著書「時効廃止 署長刑事

この間取り寄せたばかりです。最初に手に取ったのが「1対100」というタイトルのものだったのですが、それも安東氏の作品だと気付いたので、違う作家さんの本に切り替えたのです。このシリーズの1作目はとても面白かった。2作目の「時効廃止」は、前にも書いたとおり、殺人事件関連のものだと思います。このキーワードが物語にどうからんでくるのか、今から楽しみです。早速今晩から読もうと思います。

「色の心理学」ほか計3冊購入

IMAG8069 色々と本を取り寄せました。今回は警察小説だけじゃなく、趣味の心理学の本も入っています。

「色の心理学」

実は私、脳科学研究所の被験者として3年ほど前から実験に参加していて、脳科学や心理学の世界が本当に大好き。20歳の頃に親書で精神分析学創始者、ジークムント・フロイトの本を読みました。その時のセンセーショナルな気持ちは忘れない!こんな世界があるんだって驚いたり、逆に妙に納得したり。自分も精神を患っていましたから、精神疾患関連の書籍も多く読んできたし、プロファイリングなんかも結構興味があって、そういう関連の書籍も多く読んできました。

今回のテーマは「色」。最近私は改めて思ったのですが、色って人の心を象徴したり、気分を表すものですよね。喪服って必ず黒で、結婚式は必ず白いドレス、という風に宗教的にも色の使い分けがされているし。それに、地味なものを着ているとテンションは上がらないし、逆に明るい色やマルチカラーのものを着ると元気が湧いてくる。絵画も色彩が豊かなものを見ているほうが絶対にプラス思考になります。

実際に色と心理が密接に関わり合っていると生活の中で実感していたので、ちょっと踏みこんでみようと思うようになりました。

 

そして、勿論警察小説も仕入れましたよ!

IMAG8070まず、安東能明氏の著書「潜行捜査 1対100

堂場瞬一さんの著書「歪 捜査一課・澤村慶司

私の中で、どの作家さんの本を読めば確実なのかっていうのができつつあります。新しい著者のものを読んでみたいという気持ちがないわけではない。けれど、差しあたりの本を購入する際には、私がよく知る作家さんのものに限ります。最近ドラマではもっぱら科学捜査モノを見ていますが、そういうのを小説として読んでみたい気がします。今野敏さんの「色シリーズ」は、まさにそんな感じ。化学や医療の知識が絡む警察小説を探していますが、まだいいものは見つけていません。でも、とりあえず安東さんと堂場さんの本で満足です。間違いなく面白く、後悔しないから。つい先日も新しい本を買ったばかりで、3冊の在庫ができました。さて、どの順番で読もうかな?と今からワクワクしています。

時効廃止 -署長刑事- 購入

IMAG8057 最近本をまとめ買いしたのですが、第一弾としてこの本が届きました。

姉小路祐さんの著書 時効廃止 -署長刑事-

このシリーズの最初のやつ「署長刑事」を前に読んだことがあって面白かったんです。それをすっかり忘れていて、署長刑事のシリーズ続編がないかどうかを調べ、即購入を決意しました。

これは、若手キャリアの警官が大阪中央署署長としてお飾りで就任、それでも署長みずから捜査をして事件を解決するっていう話です。主人公の署長は、古今堂航平という名の、29歳のキャリア官僚。エリートの道まっしぐらだけど、背がちっさいのが特徴でみんなからちょっと意外に思われています。周りの警察署員は、本庁から預かった大事なキャリアさんに余計な仕事をさせたくないので捜査などに参加しなくていい、と言うのですが、古今堂は署長自ら捜査すべきだ、という考えのもと、力強い所内の協力者たちと共に事件を解決していきます。キャリアなのに等身大っていうキャラがいいです。不器用な新米警察官ながらも事件を着実に解決の方向に導く、そういうリアルさが凄くよかったのを覚えています。

今回の「時効廃止」は、ちょっと意味深ですよね。時効廃止というからには、恐らく殺人事件が絡んでいるのでしょうけど・・・果たしていかなることになるのか!?

これから読むのがとても楽しみです。

 

 

「刑事の骨」読破

IMAG8045_BURST001永瀬準介さんの著書「刑事の骨」を読破しました。

この小説、途中から凄く面白くなって、持ち歩くようになっていました。私は紙ベースの本は重たいから持ち歩かない。外で本を読む時にはKindleにダウンロードしてあるものを読むんです。けど、この本は、とにかく早く続きが読みたかった。

ノンキャリアの星といわれ、警視にまで上り詰めた警察官、不破孝作が主人公。幼児連続殺人事件の容疑者から入電があった際の電話対応があまりにずさんで問題になり、警視から所轄に飛ばされてキャリアを棒に振った刑事・不破が、17年前のその連続殺人事件に再び向かい合うというストーリーです。そこには複雑な人間関係が絡み合い、不破の動悸で冴えない巡査だった田村はその事件絡みの個人的再捜査の中、命を落とします。

私には最後まで犯人がわからなかった。そして、スピード感あふれる展開の中に、どんどん引き込まれていきました。最後、ああいうことになったんだ、という意外性もあったし、ダークヒーローの描かれ方としては最高によかったです。永瀬さんの著書って面白いんですね。真に迫るものがあるし、人間的側面もしっかり描かれている。また今度彼の別の作品を読みたいと思いました。

そして、私が次に選んだ本はこちらです。

IMAG8047安東能明氏の著書「ポセイドンの涙

これ、随分前に買ったまま読んでいませんでした。単行本サイズのもので次に何か読もうと思っていましたが、もう全部読み終わっていることに気付きました。「ポセイドンの涙」を何故ずっと読み逃していたかというと、単に単行本サイズではなかったため、自分が買ったことをいつしか忘れてしまっていたから。ハードカバーの本を買うときは、たいてい専門書を買う時です。

安東氏の著書でいえば、最近「殺人予告」を読みました。あれは警察主体ではなく、新聞社が事件を追う姿が描かれていましたが、正直その手の本は苦手だと気付かされ、あまり面白いという印象は持たなかったです。「ポセイドンの涙」はそれよりずっと前に買ったものです。あらすじが書かれた帯は元々ついていなかったので、どんな本なのかは忘れました。ミステリーである、ということしか頭になく、ひょっとしたらこちらも警察とはあまり関係のないミステリーなのかもしれません。けど、今はほかに本の在庫がないので、これを読むことにしました。案外面白いのかもしれません。

先入観抜きで、楽しんで読んでいこうと思います。