素行調査官 -笹本稜平- 読破

IMAG7084笹本稜平氏の「素行調査官」を読破しました。

元探偵で警察官僚である友人の口利きで警察官に転職した本郷という男を中心に物語は展開。「素行調査官」とは言葉どおりの意味で、いわゆる監察官。警察内部で起きた不祥事などを暴きだし、表ざたになる前に然るべき処罰をするという感じの部署です。警察内部では粗捜し専門家のようで嫌われものですが、本郷の場合は元探偵という嗅覚が事件解明に非常に役立っています。あまりほかの警察官との絡み、所轄刑事や警視庁のお偉いさんとの絡みなどはないのですが、今回のターゲットはまさに警察官僚で、私からすると、警察官になるなり、いきなりヤバい山を踏まされた感じです。それでも、物語は不自然なく進みました。事件の背景に中国マフィア「蛇頭」が出てきたから、かなり壮大で難しい話なんだろうと思いながら読みました。けど、私は笹本作品を多く読んできたから、問題なく読みこなせました。

おもしろかったです。物語の中盤過ぎまで、なかなか事件の核心に迫らなかった。だから「本当にこれ1冊でストーリーが完結するのだろうか?」と思ったこともありました。でも、最後は不自然に巻いたのではなく、わりとすっきり終わった気がします。本郷という調査官と、その相方に選ばれた北本巡査部長の人間臭さがとてもよかったです。

 

さて、次に私が選んだ本は、コチラです。

IMAG7089 雫井修介氏の「白銀を踏み荒らせ」

白銀というからには、雪山が出てくるんだろうなぁとすぐにわかりました。ウィンタースポーツが絡んだミステリーのようです。雫井さんは、私がお気に入りの作家さんの一人です。私が初めて読んだ雫井作品は「犯人に告ぐ」でした。あれは本当によかった!スリル満点!かなりの長編小説でしたが、物語にどんどん吸い込まれて、あっという間に読み終わったと記憶しています。小説において、スピード感はとても大切です。この小説も、そんな一冊であればいいなぁと思っています。

「霧の塔の殺人」読破・今野敏作品購入

 

IMAG6649 やっと読み終わりました、大村友貴美氏の「霧の塔の殺人

地方都市の伝統行事などの話も盛り込みながら話が進みました。だから、最初はややっこしい小説だと思ったんです。私、地方文化について意外に知らないので。でも、途中からは一気に読めました。とても面白かったです。

コトの発端は、地元の有力者が頭部切断の状態で見つかったという事件。そこから第二の殺人や犯人の逃走やら、色いろと描かれているんですが、私は最後まで、頭部切断をすることの意味が掴めませんでした。普通、どんなに憎しみがある相手に対しても、せいぜい殺すくらいのことしかできないでしょう。殺すことができるならば、わざわざ頭部を切断する必要もない。そんなことを強いられたら、普通無理です。殺人犯によってはそれが可能であっても、今回二人犯人がいて、二人でそのような遺体処理をしたところには、若干の違和感がありました。犯罪心理学を勉強して、何となくそういうことをするのは猟奇殺人犯くらいなもんだと、刷り込まれているのかもしれません。

私は「成一」という、犯人の濡れ衣を着せられた男のことが一番心に残っていました。エリートであることを暗黙に強要され、また言葉でも強要されることの辛さ、人生の選択肢を親が勝手に用意していると思い込み、そこから必死で逃れようとしてもなかなかそうできない姿・・・共感できるところがありました。彼は結果的に両親を猟銃で殺してしまうのですが、その秘めたる衝動の本質を、私は少しでも理解できたのではないかと思います。

 

IMAG6645 さて、次に読もうと思っているのは、今野敏さんの著書「硝子の殺人者」です。

私は神南署安積班シリーズ、実は一冊も読んだことがなかったんです。安積警部補シリーズを一回も読まなかった理由のひとつめは、短編が多いということ、それともう一つは、テレビで「ハンチョウ」シリーズを全部見てしまったからです。テレビでは、安積警部補役を、佐々木蔵之介さんが演じています。そのシリーズを全て制覇したら、何となく小説でこのシリーズを読破しなくてもいい気になってしまっていましたが、長編のものもあると最近知ったので、読んでみようかな、と。今野敏ファンなら、安積警部補のことを一度は小説で読まなくてはという、義務感のようなものがありました。

今晩から読みますが、非常に楽しみにしています。

 

そうそう、今日、また新たに小説が届きました。

IMAG6643 大村さんの本「犯罪に向かない男」です。

大村作品は、上にある「霧の塔の殺人」が初めてで、これが2冊目です。「霧の塔・・・」を途中迄読んで、この作家さんの本は信頼できると思ったんです。好みの作家さんだなって思って。それに「犯罪に向かない男」が警視庁捜査一課の人らしいから、それだけでも何か意味ありげな感じがしました。ん?犯罪に向かない男=捜査一課の刑事、なのかな?表紙だけ見ていたらわからなくなってきた・・・( ̄∇ ̄;)=З まぁいいや。これは今野作品を読んでから、恐らく読むのでしょう。大村さんの作品には、今後もっと注目していきたいと思っています。

警察小説2冊購入

IMAG6090 本を2冊購入。

最近読んでいる本が、一応ミステリーなのですが、あまり警察小説っぽくなかったんです。私はあまり情緒を揺さぶるような作品は好きじゃなくて、事件が起きて刑事が解決するパターンが好きなので、そっち系の本で何かいいものはないかと探しました。で、結局お気に入り作家の今野敏さんと笹本稜平さんの著書という、安直な選択になってしまいました。

今野敏さんの著書「硝子の殺人者」は、シリーズものみたいです。今までも今野さんのシリーズものは結構読んできました。「色シリーズ」なんて有名でしょう。あれはテレビドラマにもなりましたが、それは完全に失敗していましたが(^^;) 私は20世紀に書かれた本は読みません。特にテクノロジーの面から見て、20世紀と21世紀では断然に違う。90年代の本はまだアナログな雰囲気で、今の時代にそぐわないんです。何というか・・・もっと最新技術を駆使したような話のほうが好きなのかもしれない。時代の描かれ方が古いというのも好きではないし。私自身の性格が、過去を振り返るのが大嫌いで、80年代にも90年代にも未練がない。前だけを向いていきている人間にとって、古い設定の本は何となくイヤって感じですね。ですから、今野さんの作品の中でも、比較的新しいシリーズから読んでいます。このシリーズは一体どんな感じなのか、楽しみです。

笹本稜平さんの「素行調査官」もまたシリーズものみたいです。このタイトルからして、間違いなく警察モノなんだな、と思いました。私が小説を選ぶ時のもう一つのポイントは、決して短編ではダメということです。一個一個のストーリーがあまりに簡潔に終わると、拍子抜けしちゃうから。長編小説で尚且つ刑事とか公安の人が主人公だと、凄く読む気になります。笹本さんの素行調査官シリーズも、何となくそういうシリーズなのでは?と思いました。こちらも、早く読んでみたいですね。

現在私が読んでいるのは、「霧の塔の殺人」という、私には全く新しい作家さんの本です。仕事で疲れて最近は夜になるとすぐに寝てしまい、なかなか進みません。キンドルでは佐々木譲さんの「仮借なき明日」というのを読んでいます。佐々木さんもまた私の好きな作家さん。まずはこの2冊を読破しようと張り切っています。

警察小説は私にとっては理想郷です。警察小説こそが私のストレス発散で、内容が多少グロテスクでも、最高の気分転換になるんです。ですから、これからもどんどん警察小説を読んでいきたいですね。

次に開く1ページが毎晩楽しみです。

偽りの血 -笹本稜平- 読破

IMAG6068 やっと読み終わりました、笹本稜平氏の「偽りの血」

この本にはあまり警察官が出てきません。主人公のフリーライターとその周りの人たちが、不可解な死を遂げた人物について調べていき、事件の核心に迫っていくタイプのストーリー。そういう意味では、内田康夫氏の「浅見光彦シリーズ」に共通しているところはあります。でも、こちらのほうが、もっとハードボイルドな感じ。主人公は幸せな過去を持っておらず、最後も自ら人殺しになってしまうという、逆にリアリティのある物語です。それぞれが天才的な探偵になりきって物事が進んでいくわけではないし、だけどそこに妙に血の通ったところがある。この小説は、兄弟のきずなというものも考えさせられるのですが、読んでいて不快感がなく、重いテーマなのにすっと引きこまれていくものを感じました。まさに娯楽作品、私の好きなタイプの話です。

だから、読んでいて楽しかった。毎晩、寝る前近くになると「早くベッドに入って続きを読みたい」って思わせるような内容なんです。さすが笹本氏の小説だな、と感心しました。こういう作家さんのものはもっと読みたいと思いつつ、私は基本は警察小説が好き。刑事さんが事件を解決するという王道派の物語が読みたいのであり、素人探偵が主役になるものは、実はあんまり好きじゃありません。これくら質の高いものならいいけれど、暫くは純粋な警察小説に戻りたい、とも思いました。

次に選んだ本は、警察官と新聞記者が事件を解決するようなタイプのものみたいです。

 

IMAG6070 大村友貴美氏の「霧の塔の殺人」 この著者は、恐らく私には初めてなんじゃないかと思います。私の未読の本在庫に、もうあまり本が残っていないことに気付きました。2冊残っているうちの一冊が、コレでした。読みたいと思ったから買ったのでしょうが、何分知らない作家さんの本なので、どこまで楽しめるかが疑問です。それでも、もし面白ければ、きっとまた次に同じ人の本を買いたくなるはず。そういう作家さんであることを期待しています。スーパーマンが事件を解決するんじゃなく、もっとリアルに、かつ複雑にストーリーが展開していくような小説であることを期待しています。

「文章力の基本」読書中

IMAG5944 最近購入して、封も開けていなかった「文章力の基本」という本。これを本日から少しずつ読み始めました。

私は幸運にも物を書く仕事をしていますが、実際のところ、文章は下手です。こういうところで文章を書く時には何も考えていないので、下手なままでもいいと思いますが、手直ししながら本気で書いた文章にも納得がいっていませんでした。以前はよく自分の文書を父に校正してもらっていました。父は学者として沢山の本を出版してきた実績があるのです。また、父の弟もいとこも学者の学者家系であり、親せき全員が物書きとしてプロであり、母も出版社で経験あり、姉やまたいとこは出版社で現役で働いています。こうして考えると、うちにはプロの文筆家が沢山いて、私もその中で育ったから多少の文章力への自信はありました。

がしかし、下手過ぎる。元々物事を要領よく考える能力があまりないので、長ったらしい文章を書く傾向にあるのです。

今日この本を初めて開き、最初の数ページを読みました。それだけで随分勉強になり、早速文章を修正していこうと思いました。しかし、本の先は長い。きっとまだまだ学ぶべきことが多く見つかるでしょう。読んで学んだことは必ず実践し、今よりももっとうまい文章を作れるようになれたらと願っています。そしたら、将来的にもっと仕事の幅も広がるだろうし。

幸いなことに、私は文章を書くことを苦にしたことは一度もありません。文章そのものは、いつもスラスラ出てきます。あとは、プロの技を取り込んでいくことが必要です。すぐに私の文章の癖が直るはずはないのですが、気長にチャレンジしていこうと思っています。

「捜査一課係長 柳原明日香」 読破

 

IMAG5792 黒崎視音さんの著書「捜査一課係長 柳原明日香」を読み終えました。最初、忙しさもあって本を読み始めるとすぐに眠くなって・・・全然進まなかったんです。でも、この本はそんなに分厚くない。一度ハマって読んでしまえば、あとは一気に読み進みました。警察小説にはあまり心理捜査官の話はないのですが、ここでは首を切断された警察官が被害者であり、その犯人像をプロファイリングする心理捜査官が大活躍しました。そして、そのプロファイラ―が登場してから、一気に事件が展開して、あっという間にラストまで行ったような感じです。スピーディーな印象でした。この手の心理モノなら、この倍くらい膨らませても面白かったのではないかと思います。折角プロファイラ―が登場して、そのプロファイラ―がもっと思考錯誤する場面があってもよかったと思うんです。しかし、そのプロファイラ―、吉村爽子っていうのですが、彼女の最初からの読みはみじんもずれてなく、的確すぎたような気がします。もっともっと読んでいたかっただけに、あまりにあっけなく読み終えたのが残念です。

 

IMAG5794そして、次に私が選んだ本は、笹本稜平氏の「偽りの血」です。笹本作品は大好きで、折角買った1冊をずっと取っておいたんです。そろそろ温存していたこの本を読んでもいいかな?と思いました。「越境捜査」シリーズはとても楽しかったので、これにも期待しています。でも、それとは別に、昨日は個人的には番外編みたいな形で、キンドルでちょとだけ違ったものを読んでみることにしました。

 

 

 

 

 

IMAG5799コレ、週刊文春が、キンドル向けに100円程度で販売していたものです。佐村河内守事件・・・まぁ実際に刑事事件が起きたわけではないけど(^^;)いっときこの報道が過熱していましたよね~~~、私もその報道に翻弄されながら、記事を片っ端から読んでいましたよ( ̄∇ ̄;)=З 私には絶対音感があり、譜面が読めます。昔チェロをやっていたので・・・だからこそ、この事件は実に不可解なんです。18年間も、全ろうでも絶対音感があるわけでもない人が、何故世間を欺き続けることができたのか・・・?私なら最初から胡散臭いと思っていたと思うんですよね。どんな巧みな技で自分のキャラを築き上げたかについては興味があります。そして勿論、新垣氏についても、具体的にどのような18年間を過ごしたのかが気になるんで、これも引き続き読んでいきたいと思います。

ストレスに関する書籍

IMAG5775「ストレス」がテーマの本を2冊購入しました。

この間友達と話していたんですけど、ストレスって全然悪者じゃないんですよね。「適度なストレスはむしろ人間には必要」っていう新聞記事を見せられ、深く考えさせられました。それがきっかけですかね、普段私たちは何気なく「ストレス、ストレス」と連呼していますが、本当は一体ストレスって何!?って思って、調べてみることにしたんです。

私にもストレスフリーな生活ができたとしたら、それはとんでもない悲劇になるんだって想像ができます。例えば、年中気温が22度のいい感じに調節されていて、仕事にも家庭にも不満なし。そうするとどうなるか!?人は努力しなくなり、骨抜き人間になり、やがて気が狂うでしょう。世の中どうにもならないことがあってそこで我慢を覚え、物事を克服していくもんだと思います。つまり、ストレスは必要。

でも、過剰で不要なストレスが人間を苦しめているのもまた理解できますね。私も昔ストレス性胃炎になりやすかった。相当ストレスをため込む傾向にあったんだと思います。それにストレスが溜まるとかえって眠れなくなったり、苛々する。ならば、いいストレスと悪いストレスの境目って一体何なんですかね?

私はストレスが比較的少ないほうだと思っています。まぁ確かにストレスはあり、そのせいでアレルギー性鼻炎が治りにくかったり寝つきが悪くなったりします。でも、それくらいのことは今の時代誰でも抱えていることで、私は仕事に満足しているし、家庭環境も抜群にいいし、人間関係にも恵まれています。昔精神を患っていて、ストレスの塊だったからこそ、「ああ、今この程度のストレスで済んでいるんだ。ラッキー♪」くらいに思っています。でも私と同量のストレスが、人によっては酷なものなのかもしれません。

とりあえず、調べてみようと思います。どうせなら、ストレスマネジメントの達人になりたいですね。精神医療や心理学は元からとても興味がある分野だから、読んで知識を深められることを楽しみにしています。

そして、警官は奔る -日明 恩- 読破

IMAG5401 日明 恩さんの著書「そして、警官は奔る」を読破。

途中ちょっとだけかったるくなったものの、最後は一気に読みました。

この作品には、人身売買や子どもの人権という深い問題が随所にちりばめられています。だから、純粋にミステリーを楽しもうとする人にとっては、重たいかも。実際に私が毎晩読書でミステリーを読む時、どれだけ謎が多いのか、最後はどういう結末なのかだけを純粋に考えて、人間関係の重たい部分はあんまり興味を持たないことが多いです。複雑なストーリーでいて、すっきり感があるようなものが好きなんで。だから、この著者の本はそういう人間には脳が疲れるかもしれない。確かにストーリーはよく練られています。武本という愚直な刑事にも共感できるし、その相棒、潮崎という人物の描かれ方も面白い。けど、それ以外の人間関係がいまいちすっきりしていないのがね、私としてはやっかいなところかもしれません。日明恩作品は、暫く読まないと思います。

そして、私が次にチョイスしたのは、こちらの作品です。

IMAG5404堂場瞬一さんの「交錯」 この本、私が買った一番新しい本みたいですね。本の在庫が結構あって、次は全然違う系統の警察小説を読みたいと思って自然に選んだのが、この本だったんですけど。本当は笹本稜平氏の著書を読みたいと思ったのですが、大好きな作家さんんだけに、すぐに読んでしまうのが勿体ない気がして(^^;)後回しにすることにしました。堂場さんの作品は、多分過去に数冊読んでいますが、どれを読んだのか、思い出せません。amazonの履歴を読んだらすぐにわかることでしょうけどね、ただ日明さんほどヘビーな感じじゃなかったことだけは覚えています。暫くは、スピーディーな小説を読みたい気がして、この小説もそんな一冊であれば、と思います。

交錯―警視庁追跡捜査係 -堂場瞬一- 購入

IMAG5190昨晩届いた本、堂場瞬一氏の「交錯 警視庁追跡捜査係」

堂場瞬一氏の本は、前にも読んだことがあるような気がしているのですが、全く思い出せません。

そこで、Wikipediaで堂場さんについて調べることに。

堂場瞬一

ああ、なるほど。私は確か、鳴沢了シリーズの何かを読んだことがあります。

あと、「アナザーフェイス」も有名ですよね。多分読んだことがありませんが(^^;

私の中で、代表作が何なのかがはっきりしない著者です。

今野敏さんなら「SRO」とか色のシリーズとか、パっと思い浮かぶものが幾つもあるのですが。

でもWikiで見る限り、これから先も本でみたい本を沢山書かれています。

まずはどういう作風の人だったかをこの作品で思い出し、次にどれを読もうか考えようと思います。

警察小説の中には、難しすぎる物が時々あります。

テレビで見た「外事警察」はとても面白かったのですが、公安モノは読むのが難しいことが多いので、多分小説の「外事警察」を読むことは不可能でしょう。

堂場さんの作品は、私にとってどうなのでしょうか?

作風を忘れているだけに、彼の作品を初心に帰って読むのはなかなか楽しみです。

 

捜査一課係長 柳原明日香  -黒崎視音- 購入

IMAG5013 この間アマゾンで古本2冊を購入。

そのうちの1冊が本日到着しました。

黒崎視音さんの小説 捜査一課係長・柳原明日香

黒崎さんの小説はまだ読んだことがありません。

だから、どんなスタイルの小説を書くのか全く知らないし、そもそも黒崎さん自身がミステリアスな存在みたいです。

黒崎視音 <– Wikipediaで見てみると、性別すら不明と書いてあります。

今までにそんなに作品を残しておらず、比較的若い作家さんみたいです。

けど、警視庁心理捜査官モノを書くってことは、相当頭脳明晰な方なんじゃないかって思います。

心理捜査官といえば、猟奇殺人事件などを解決するのに不可欠なプロファイリングのプロです。

米FBIの心理捜査官、ロバート・K・レスラー氏の著書は何冊も読みました。

この小説には、そういうテイストのことが恐らく満載なのでしょう。

今読んでいる本が読み終わったら早速読んでみたいのですが、今のところ、あと3冊くらい本のストックがあるので、悩めるところです。

まぁとにかく、一度読んでみたいタイプの作品だと思うので、楽しみにしてます。